このコロナ禍で、「在宅勤務」という新しい働き方が出てきました。
私の勤務地は、コロナウイルスの感染者がそれ程多いという訳ではありませんが、昨年度に「休業」体制がしかれました。
その際には、週5日勤務から週4日勤務になりました。
多少の損失はありましたが、意外と何とかなった、という印象です。
その後、首都圏を中心に「在宅勤務」が始まりました。
現時点で、私自身も在宅勤務を3回ほど経験しましたので、やってみた感想を紹介したいと思います。
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会社の取り組みと現状
コロナ禍での会社業務を行う手段として、世の中の流れに合わせて在宅勤務のトライアルがなされました。
当初は感染者の多い都市部を中心に施行されましたが、現在は全国に広まっています。
出退勤の記録や業務管理、インフラの面から、私の所属するシステム部門も、人事部や他部署と協力して試行を進めました。
インフラの設備は割と早いうちに整いましたが、その他運用ルールを決めるのに時間を要していました。
私は当初から在宅勤務賛成派で、上長に訴えていました。
しかし、コロナ感染者が少ない地域ということもあってか、部署・会社ともになかなか動いてくれませんでした(*_*;
本年度より、ようやく所属部署の在宅勤務が認められ、実施しているという現状です。
在宅勤務をやってみて感じたこと
割り込み業務が減った
普段の業務では、電話対応等の割り込み業務が頻繁に発生します。
特に、私のような若手?は、電話対応を求められ、自身の他の業務がなかなか進まないという日もあります。
在宅となると、この対応がほぼなくなり、終日集中力を保って業務に取り組むことができました。
PCは持ち帰りますので、メール対応は通常通りありました。
ただ、その分オフィスにいる方に負担がいくため、自席の電話は携帯に転送する等していました。
業務遂行の計画性がより重要になった
私の部署の場合、在宅勤務日に行う業務を事前に報告する必要があります。
タスクとして複数個用意し、各々進捗を管理していきます。
終業時には、進捗を報告します。
これにより、かなり効率的に業務に取り組めたと思います。
合わせて自身の業務の棚卸もできました。
逆に、この取り決めがなかった場合は、業務を進めづらかったと思います。
サーバーアクセス関連で課題あり
私の場合は、自宅からVPN接続で会社のネットワークに接続しています。
ファイルサーバーにアクセスする場合は、権限の問題から事前に設定が必要なことがあります。
システムの開発・保守の業務を行っていると、色々なサーバーにアクセスしますが、事前設定ができておらず、接続できなかったことがありました。
自宅のネットワーク接続の課題あり
自宅Wifiを使ってネットワークに接続をしていました。
他部署からの問い合わせでも多いのですが、急にネットワークが切断された・・・ということがあります。
私はアパート保有の回線を使用していますが、普段からネットワークの輻輳が起こります。
特に週末の夜なんかは、頻繁に切断されてしまいます。。。
実際の業務中にも1日で1、2回切断されることがあります。
会議中であったら困りますので、極力打ち合わせがない日を選択し、在宅勤務を行っています。
日頃当たり前のように過ごしているなかで、変えるまでは気が重いこともあると思います。
しかし、積極的に変化に飛び込んでみると、新しい世界が見えてきますね。
コロナ禍でなくとも、効率的な業務を行う観点から、在宅勤務は有用だと感じています。