遠くからでも分かる登山服の色は?
私自身、幼少期から登山好きの親戚に山に連れて行ってもらうことが多く、現在も登山を1つの趣味にしています。
この登山ですが、始めるのであれば、それなりに装備が必要になってきます。
どんなに小さな山に登るとしても、ザック、帽子、靴、ウェア、水筒等は必需品ですね。
加えて、雨具、ライト、地図ケース、ストック…等でしょうか。
今回の記事では、ウェアの色について言及してみたいと思います。
山岳遭難が多発している現状
このコロナ禍で密を避ける楽しみ方の一つとして、登山が注目されるようになってきました。
それとともによく目にするようになってきたのが、遭難のニュース。
自力で下山できるケースや、救助隊により救助されるケース、滑落によりけがを負ったり、最悪の場合は死亡するケースもあります。
遭難しないことが前提ですが、もし遭難してしまった場合、ウェアの色は重要になります。
山の中で目立つ色は?
遭難して救助を待つ場合、山の中にいる自分を見つけてもらう必要があります。
GPS機器を持っている場合は、ある程度まで場所の特定ができるかもしれません。
しかし、ヘリからの捜索であったり、登山道からの捜索であったり、いずれにしても人が目視して捜索します。
その時に山の背景に同化する色だと気づかれない恐れがあります。
山の自然の緑や、岩場のグレーの中では一体どのような色が目立つのでしょうか。
以下の記事の中で、実際の山の中でどの色が目立つかテストされています。
やはり、赤、黄色という暖色系の色は目立つようですね。
加えて、青も目立つようです。
天気や時間帯、場所によって背景はかなり変わるため、一概にどの色が目立つとは言えなさそうですね。
一方で、モノトーンやアースカラー系にすると、目立たなくなるため、避けたほうが良さそうです。
ちなみに私は、ウェア、雨具、ザックカバーは、黄色や橙を選んでいます。
色によるスズメバチ対策
登山の際に気を付けたいことの一つとして、スズメバチ対策があります。
第一に、巣を見かけたら近づかないことが重要ですね。
次に、スズメバチは黒系の色に対して攻撃性を示す、と言われていますので避けたいです。
靴や帽子は黒系になることも多いと思いますが、ウェアは考慮したいですね。
普段着や仕事着では、白や黒の服が合わせやすいためよく選んでしまいます。
しかし、登山時には服を楽しむということに加えて、視認性の観点からも、派手な色を選んでみてはいかがでしょうか。