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【小学校の自由研究】工学分野を志すきっかけに?

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自由研究が工学分野を志すきっかけに?

今週のお題「自由研究」

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はてなブログ今週のお題の「自由研究」ですが、私も小学生の頃に熱心に取り組んだ過去がありますので、執筆してみようと思います。

 

私が小学生時代の誇れることとして、自由研究(県の科学展)で賞を取ったことがあります。

 

6年間、毎年取り組んできましたが、そのうち以下の3回は、県の科学展で賞を取ることができました。

 

1年生:アサガオの観察記録 → 銀賞

3年生:モロヘイヤの成長記録 → 県の優秀賞

6年生:パンに生えるカビの研究 → 県の優秀賞

 

特に、3年生と6年生で県の優秀作品(多数選ばれます)に選ばれた際には、賞状のほかに、「盾」をいただきまして、工学に関するモチベーションが更に上がりました。

 

後に、理系の高専、大学院に進学し、企業の技術職に従事することになりますが、 改めて振り返ると、この自由研究が、工学を志すきっかけになったのではないか感じます。

 

自由研究は、祖母の力添えや教育が大きく、手伝ってもらいつつも自力で仕上げていました。

 

その祖母は4年前に亡くなりましたが、立派な祖母だと感じ、感謝しています。

 

今回は、当時を振り返りながら執筆したいと思います。

 

 

 

小学生時代の自由研究振り返り

1年生:自分だけ違う種類のアサガオの葉っぱが?

自由研究や植物育成に関する教育の王道として、アサガオを育てることは有名かと思います。

 

私の出身小学校でも、1年生の教育の1つとして取り入れられており、1人1つのプランターで育てました。

 

アサガオは花が咲いた後に種が取れますので、昨年取れた種を2年生から受け取り、1年生が植えていました。

 

改めて考えると、このように受け継がれる生命の尊さも感じますね。

 

種を植えてから芽が出ると、アサガオの成長を見るのが楽しくなったのを覚えています。

 

しかし、双葉が出た後に、本葉が出た時に異変に気付きます。

 

周りと比べて、自分のアサガオの本葉だけ、形が違う!?

 

成長するにつれてその違いは顕著になっていきました。

 

小学生の時分、なぜかこのことを誰にも言えませんでしたが、周りと違うことに不安を覚えていたのだと思います。

 

このアサガオの成長記録をつけてまとめたところ、県の科学展で銀賞をいただくことができました。

 

おそらく、人生で初めての賞状でしたので、ここから火が付くことになります(笑)

 

改めて葉っぱの形が異なることを調べたところ、下記サイトが参考になりそうです。

jspp.org

 

3年生:自宅で栽培しているモロヘイヤを観察してみよう!

3年生の時には、自宅の畑で栽培している、モロヘイヤの観察を楽しみながら自由研究を行っていた記憶があります。

 

カナブンやバッタ等ともふれあい(?)ながら、毎日観察記録をつけていました。

 

また、私の祖母は、地域の婦人会や学校行事でモロヘイヤ料理を広めていました。

 

そのためか、このころから、学校給食でモロヘイヤの料理が出ると、「あく ちゃんのところのモロヘイヤ?」と聞かれることが多かったです。

 

こちらは県の優秀賞に選ばれ、人生で初めて表彰の「盾」を受け取りました。

 

6年生:小学校最後、カビを観察して賞を取りに行くぞ!

有終の美を飾りたい?気持ちからか、5年生の時に、科学展の作品を会場に見に行きました。

 

小学生ながら、色々な実験や観察が行われているなあ、とあっけにとられていましたね。

 

そこからテーマを考え、カビの中でも、「パンに生えるカビ」に限定して観察を行いました。

 

この観察実験は、自宅のある1室で毎日温度や湿度を計測しながら行いました。

 

夏場の熱い室内…カビはすぐに生えてきました!

 

ここで面白かったのが、カビの生えるスピードです。

 

食パンよりも菓子パンが早く、菓子パンよりも総菜パンが早くカビが目立ち始めました。

 

数週間で実験を終えた際にも、パッと見、カビが生えているのか分からないようなパンもありました。

 

この自由研究は、過去5年間のどれよりも、「やり切った感」がありましたね。

 

以上が、小学生時代の私の自由研究生活になります。

 

これらの自由研究で得たものを振り返り

調査内容をまとめる力がつく

教員であった祖母に教わりながらではありますが、指定された用紙に、何を書くか、学ぶことができました。

 

高専に入学後は、レポートを書く機会が増えましたが、その際に活かせる力だと感じました。

 

調査を継続する力がつく

いずれの自由研究も、2~3週間にわたって継続しました。

 

小学生の頃は何かを続けるということがなかなか難しくはありますが、自分なりに興味を持つことで、夏休みの期間程であれば継続可能であることが分かりました。

 

実生活にはなかなか活かせていませんが(汗)、受験勉強等、学校の勉強には多少活かせたかなと思います。

 

視野が広がる

物事を知ることは、小学生当時も、大人になった今でも楽しいことだと感じます。

 

アサガオの観察後は、色々な植物を種から育てたりもしました。

 

ちなみに最近は、スーパーで買った「ポンカン」の種が発芽し、観葉として半年ほど育てています(笑)

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ポンカン

興味を持って物事に取り組み、視野を広げることは、今後の人生においても大事にしていきたいと思っています。