ヒトにやさしく

人間工学を活かしたものづくりの情報発信ブログ

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書きたいことを自由に書いているのが分かりますね(笑)

 

◇ヒトの感性に関連する学び

バリアフリーとユニバーサルデザインの違い

人間工学とは

【資格紹介】人間工学の勉強方法とは

【資格紹介】認定人間工学準専門家の取得体験記

【皆に使いやすい駅?】駅のユニバーサルデザインでUD7原則を紹介

【迷わせるガスコンロのスイッチ】どこを押せばどこが点くの?

【相手の注意を惹く】カクテルパーティー効果とは

【病院での会話漏れ】スピーチプライバシーを保護するサウンドマスキング

【誰でも花壇を楽しめる】レイズドベッドのユニバーサルデザイン

【様々なユーザー】について考えてみる

【誤解させるサイン】ゴミ箱が満杯のとき、どうする?

【迷わせる水道の蛇口】どっちがお湯でどっちが水?デザインの標準化とは

【本当に欲しいものは何か】ドリルの穴理論から顧客の真のニーズをつかむ

【0(ゼロ)とO(オー)の分かりづらさ】実体験から見誤りと原因を考察

【ヒューマンエラーを防ぐには】実体験から原因と改善手法を考察

【ムース食でQOL向上】介護食だけでなく歯列矯正時にも良い?

【空白が意味を持つ?】プログラム内のスペースの分かりづらさ

【良い見た目だが使えないもの?】意匠性は良いが実用性に欠けるスイングドア

【登山服の視認性】遠くからでも分かる色は?

【書籍紹介】人間工学やデザインを勉強する中でおすすめの書籍

【迷わせるUI】メール作成時の入力キャンセルのキャンセルとは?

【行為の7段階理論紹介】ブログ記事を投稿する行為を認知科学の視点から考察 

【顧客を満足させる品質とは?】魅力的品質、当たり前品質、一元的品質(狩野モデル)の実例

【説明書の代わりに】QRコードによる商品説明で顧客満足度向上?

【この色はどんな印象?】色が人に与える効果と印象を考察

【カスタマーエクスペリエンス向上】アパートのクレーム対応における顧客視点の事例紹介

【ユーザーが避ける複雑さ】日常に潜む避けがちな複雑さを紹介

【試作品の作成手間を削減】アイデアを視覚化するUX向上手法 オズの魔法使い

【ユーザー視点】毎日の入浴、浴室に求めることとは?

【当事者意識の重要性】障がい者、障碍者、障害者 どれが良い?

【電子レンジに猫を入れても】ユーザーは誤使用だと気づかない?

【脳が文章を補正?】タイポグリセミア現象とは

【小さな改善が大きな革新へ?】漸進的・急進的イノベーションとは

【アイデアから商品ができるまで】商品が世の中に受け入れられるには時間がかかる?

【年寄り扱いするな!】スティグマ(汚名)問題とデザイン

【誤操作しても事故にならない】ヒトにやさしいExcelの機能

【その行動は作業か娯楽か】日常に見る様々なユーザー視点

【ユーザーエクスペリエンス向上】不具合発生時のユーザー対応

【資格紹介】人間中心設計(HCD)専門家とは?

【資格紹介】人間中心設計(HCD)スペシャリストの取得体験談

 

ライフハック

【メリットが多い?】早朝出社の良いところ

【メリットが多い?】在宅勤務の良いところ

【小学校の自由研究】工学分野を志すきっかけに?

【業務の押しつけ?】負担が偏るオフィスの電話対応について検討

 

◇ブログのこと

ご挨拶・自己紹介

【無料はてなブログ】10記事でGoogleアドセンス審査通過!

プライバシーポリシー

【良い見た目だが使えないもの?】意匠性は良いが実用性に欠けるスイングドア

意匠性と実用性

 

素敵なデザインだけれども、実際に使おうとすると使えないもの…って周りにありませんか?

 

本からデザインを学ぶ中で面白い内容がありましたので紹介します。 

 

 

スイングドアのデザイン

D.A.ノーマンの「誰のためのデザイン」の中では、魅力的な見た目であるが、実用性が考慮されていない”ドア”について言及されていました。

 

下記のようなスイングドア(ウェスタンドア)ですが、お店で見かけることもあるかと思います。

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真ん中を押せば奥に開くことは感覚的、経験的に分かります。

 

実用性に欠ける場合

さて、そのようなドアが横に複数並んでいる場合を想像してください。

 

更には、見た目も考慮され、下記のような場面をイメージをしてください。

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実際に見かけることはあまりないと思いますが、上述した本では、郵便局であったこのような例が紹介されていました。

 

極端な例になりましたが、これだとドアのどこを押せば開くか分かりますでしょうか

 

 正解は各々のドアの真ん中になりますが、分かりにくかったのではないでしょうか。

 

ここを押してというような明確な(PUSHのような)表記もなければ、真ん中の隙間から奥の景色が完全に見えません。

 

本の中では、誤って支軸の方を押していたために、ドアが開かなかったという経験が記されていました。

 

支軸側には、通常「蝶番」が見えますが、デザインに凝りすぎることで、この蝶番が隠れてしまうこともあり得ます。

 

つまり、見た目に凝るがゆえに、使う人がどのように使えば良いかというヒントさえも隠れてしまいます。

 

デザイナーは、美的な面には考慮していますが、実用的な側面は考慮の外だったのかもしれません。 

 

ものをデザインするときには、実用性も意匠性も担保できるようにしたいですね。

 

実用性に欠けるデザイン例

同時に挙げられていた例の中に、「マゾヒストのためのコーヒーポット」というものもありました。

 

あえて実用性を欠くように作られた芸術作品です。

 

クスっと笑ってしまうような見た目ですので、気になった方は「マゾヒストのためのコーヒーポット」で検索をしてみてください!

【メリットが多い?】在宅勤務の良いところ

このコロナ禍で、「在宅勤務」という新しい働き方が出てきました。
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私の勤務地は、コロナウイルスの感染者がそれ程多いという訳ではありませんが、昨年度に「休業」体制がしかれました。

その際には、週5日勤務から週4日勤務になりました。

多少の損失はありましたが、意外と何とかなった、という印象です。

その後、首都圏を中心に「在宅勤務」が始まりました。

現時点で、私自身も在宅勤務を3回ほど経験しましたので、やってみた感想を紹介したいと思います。


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会社の取り組みと現状

コロナ禍での会社業務を行う手段として、世の中の流れに合わせて在宅勤務のトライアルがなされました。

当初は感染者の多い都市部を中心に施行されましたが、現在は全国に広まっています。

出退勤の記録や業務管理、インフラの面から、私の所属するシステム部門も、人事部や他部署と協力して試行を進めました。

インフラの設備は割と早いうちに整いましたが、その他運用ルールを決めるのに時間を要していました。

私は当初から在宅勤務賛成派で、上長に訴えていました。

しかし、コロナ感染者が少ない地域ということもあってか、部署・会社ともになかなか動いてくれませんでした(*_*;

本年度より、ようやく所属部署の在宅勤務が認められ、実施しているという現状です。

在宅勤務をやってみて感じたこと

割り込み業務が減った

普段の業務では、電話対応等の割り込み業務が頻繁に発生します。

特に、私のような若手?は、電話対応を求められ、自身の他の業務がなかなか進まないという日もあります。

在宅となると、この対応がほぼなくなり、終日集中力を保って業務に取り組むことができました。

PCは持ち帰りますので、メール対応は通常通りありました。

ただ、その分オフィスにいる方に負担がいくため、自席の電話は携帯に転送する等していました。

業務遂行の計画性がより重要になった

私の部署の場合、在宅勤務日に行う業務を事前に報告する必要があります。

タスクとして複数個用意し、各々進捗を管理していきます。

終業時には、進捗を報告します。

これにより、かなり効率的に業務に取り組めたと思います。

合わせて自身の業務の棚卸もできました。

逆に、この取り決めがなかった場合は、業務を進めづらかったと思います。

サーバーアクセス関連で課題あり

私の場合は、自宅からVPN接続で会社のネットワークに接続しています。

ファイルサーバーにアクセスする場合は、権限の問題から事前に設定が必要なことがあります。

システムの開発・保守の業務を行っていると、色々なサーバーにアクセスしますが、事前設定ができておらず、接続できなかったことがありました。

自宅のネットワーク接続の課題あり

自宅Wifiを使ってネットワークに接続をしていました。

他部署からの問い合わせでも多いのですが、急にネットワークが切断された・・・ということがあります。

私はアパート保有の回線を使用していますが、普段からネットワークの輻輳が起こります。

特に週末の夜なんかは、頻繁に切断されてしまいます。。。

実際の業務中にも1日で1、2回切断されることがあります。

会議中であったら困りますので、極力打ち合わせがない日を選択し、在宅勤務を行っています。

日頃当たり前のように過ごしているなかで、変えるまでは気が重いこともあると思います。

しかし、積極的に変化に飛び込んでみると、新しい世界が見えてきますね。

コロナ禍でなくとも、効率的な業務を行う観点から、在宅勤務は有用だと感じています。