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人間工学を活かしたものづくりの情報発信ブログ

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運営者 あく(id:acuite

初出掲載:2021年4月25日

人間工学とは?

人間工学とは何だろうか?

 

研究室の先生から"人間工学"という言葉を初めて聞いてから6年程経ち…

初心に戻り、そもそも人間工学とは何ぞや?ということで定義を調べてみます。

国内外の関連学会がいくつかあるようですので、そちらから引用を。

 

IEA(International Ergonomics Association)=国際人間工学連合の定義

Ergonomics (or human factors) is the scientific discipline concerned with the understanding of the interactions among humans and other elements of a system, and the profession that applies theoretical principles, data and methods to design in order to optimise human well-being and overall system performance.

International Ergonomics Association より引用

人間工学(ヒューマンファクター)とは、システム上で人間と他の要素との相互作用の理解に関わる科学的な分野であり、人間の幸福と全体的なシステムの性能を最適化するため、理論的な原理・データ・設計方法が当てはまる専門領域である。

 

拙い日本語訳になりましたが、

人がものに与える作用と、ものが人に与える作用、

これらを理解し、便利で幸福な世の中を築くための 考え方…ということでしょうか。

 

一般社団法人 日本人間工学会 の定義

人間工学は、働きやすい職場や生活しやすい環境を実現し、安全で使いやすい道具や機械をつくることに役立つ実践的な科学技術です。

(中略)

人間の身体的・認知的・精神的特性を理解し、人間とシステム要素を等距離に捉え、仕事、機械・道具、環境、組織、社会システム、組織文化との相互作用の適正化を図る実践科学が人間工学といえます。

JES 一般社団法人 日本人間工学会 -Japan Ergonomics Society- より引用

 

こちらも人の特性を理解することは同じで、人と物事間の作用の適正化を図る考え方を示してあります。

 

こうして記載してみると幅広い分野が関連していそうです。

日常生活の中、普段の業務の中、意識できる場面はたくさんあるのかもしれません。

バリアフリーとユニバーサルデザインの違い

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ユニバーサルデザインバリアフリー

(^^♪「この建物はバリアフリーの設備があるよね~」

(*‘∀‘)「あの製品はユニバーサルデザインを取り入れているよね~」

 

といった会話を耳にすることがありますが、

 

バリアフリーユニバーサルデザイン・・・

同じような意味で使われることが多いイメージですが、実際の意味を理解せずに使っている方も多いのではないでしょうか。 

 

そこで今回は2つの違いについて調べてみました。

 

内閣府バリアフリーユニバーサルデザイン推進要綱の定義がこちら。

www8.cao.go.jp

 

バリアフリー

物理的な障壁のみならず、社会的、制度的、心理的なすべての障壁に対処するという考え方

 

ユニバーサルデザイン

施設や製品等については新しいバリアが生じないよう誰にとっても利用しやすくデザインするという考え方

 

バリアフリーは障がいのある方にとって、

ユニバーサルデザインバリアフリーより広く誰にとっても利用しやすいデザイン

 

という感じでしょうか。

 

次回以降、それぞれの具体例を考えながら勉強したいと思います。